日本の伝統行事

【結婚式に関するエピソード】

2016/12/11

皆さんこんにちは　熊本県八代市の結婚式場【グラン八代平安閣】です。

いよいよ年末押し迫ってきて忘年会など行われた方が多いのではないでしょうか？年賀状の準備やお歳暮の配布、お掃除の準備などなど年末ならではの行動が多いですよね。
そこで当たり前のように毎年毎年行われるこのような行事はいつから始まったのでしょうか？物心付いた時から年を重ねていくごとに学び、自分自身も普通に行うようになってきてますよね。
これらは各家庭や個々での恒例行事のため、永年的に続くであろうと思います。そんな中、冠婚というところに着目してみると年を追うごとに徐々に減少されつつある大切な行事があります。それは【結納式】です。そもそも結納とは・・・
結婚が決まった両家の縁組みの儀式です。基本的には新郎の家から新婦の家へ、婚礼の用意（衣装、嫁入り道具など）のための費用や贈り物を贈るのがならわしとなっており、新婦の側からは結納返しを渡します。結納という儀式自体は、もともとは仲人をたてて行なわれるものでしたが、最近は仲人をたてず、両家の両親と、新郎新婦だけで行なわれる結納も多くなっています。

・結いもの（ゆいもの）・・・協力関係を示す言葉
・言い納れ（いいいれ）・・・婚姻の申し込みの事
【言い納れ】→【結い納れ】→【結納】と変化していった。
起源は前方後円墳で有名な仁徳天皇の皇太子の儀式が始まりとされ、庶民に広まったのは江戸時代末期と言われています。永い歴史を持つ伝統行事です。
本日、当式場で結納式が行われました。両家の縁が固く結ばれ、親戚付き合いの第一歩です！ご両家、家族、幅広い親族の繁栄を祈るのであれば非常に大切な行事だと改めて認識するところです。