結納や結婚式、披露宴には起源や歴史があり、それぞれに深い意味が込められています。それは人生の中の美しい儀式であり、日本のすばらしい伝統文化でもあるのです。もちろん、時代の流れによりその形はかわっていくのが当然ですが、本来の意味を見失っていては結婚式そのものの存在価値は薄れていくばかりです。そこで今回より「婚礼の知識」と題して、結納、結婚式、披露宴の起源や歴史を振り返って本来の意味を問い、現在の儀式としきたりを見直してみたいと思います。
「葬儀」とは、葬送儀礼を略した言葉で、この世で深い縁に結ばれた人との厳粛な儀式です。現在の葬儀は、仏教による教えがその基本として営まれていますが、仏教が我が国に伝えられる以前に存在した民間信仰や、その土地土地による風習、風俗なども影響して現在の葬送儀礼が確立されました。葬儀の知識では、今月から毎月一回、仏教の教えによる葬儀、今も残る伝統的習慣などを取り上げ、日本の儀式文化のすばらしさを紹介しようと思います。ご期待下さい。
知っておくと便利な、葬儀に関する豆知識を集めてみました。