LOHAS(ロハス)なアイデアをお届けします

Vol.4 マイバッグでお買い物!!

家庭から出る容器包装(プラスチック)ゴミは、容積で家庭ゴミ全体の約6割を占めると言われています。
それらのゴミの減量化と資源の有効活用などを目的に、2007年4月「改正容器包装リサイクル法」が施行されました。
「改正容器包装リサイクル法」とは、レジ袋などの容器包装ゴミを減らすため、スーパーやコンビニなどの小売業者に削減を義務付けた法律です。
大量に作って大量にリサイクルするのではなく、製造・流通そのものを抑えようという所に重点がおかれたのが今回の改正の重要ポイントです。

わたしたちにできること…

まずはレジ袋を減らそう!

レジ袋は石油からできています。
1世帯が1年間にもらうレジ袋は平均で650枚。
石油に換算すると約11リットル(1リットル牛乳パック11本分)です。
日本全国だと305億枚、石油約51.6万キロリットル(牛乳パック5億1600万本分!!)にもなります。
〜以上の数値は2002年実績 日本ポリオレフィンフィルム工業組合調べ〜
このような流れを受けて、2002年10月より日本チェーンストア協会で毎月5日を「ノー・レジ袋の日」とし、小売業界をあげてレジ袋の削減を進めています。
とはいえ、買い物袋持参率は日本チェーンストア協会加盟企業平均で13.7%(今年1月)というのが現状です。
これを2010年には30%にしたいとの目標値が発表されました。
そのために、各スーパーでは次のような取り組みがなされています。

レジ袋削減に向けた各スーパーの取り組み
  • レジ袋を辞退すると、スタンプなどでポイントが加算され、貯まったポイントに応じて値引き。
  • レジ袋を有料化し、1枚5円程度で販売。ダンボールの空き箱は無料で提供。
  • レジ袋を軽量化して、原料に使う石油を減らす。

このような取り組みに対して実際に消費者の皆様の意見を聞いてみると、「ポイントも付くし、エコにも貢献できる。まさに一石二鳥」と買い物袋持参派の意見がある一方、「つい便利で毎回レジ袋をもらってしまう・・・」と買い物袋持参に消極的な意見もいまだに多く見られるのも事実です。

そこで活躍するのが“マイバッグ”!

「しなければならない」、「仕方なく・・・」という気持ちで始めればあまり長続きしません。まずは、自分のお気に入りの買い物袋『マイバッグ』を見つけてみませんか?
最近では、見た目がオシャレでカラフルなものやコンパクトに折りたたんで持ち運べるもの、スーパーのオリジナルのものなど、様々なデザインのマイバッグが販売されています。
自分で手作りしてもいいですし、自分だけのオリジナルバッグを作ってくれるお店などもあるようです。
以前もらったレジ袋も小さくたたんでバッグに入れておけば、これも立派なマイバッグ!

自分たちのスタイルに合ったマイバッグを選んで、楽しみながらエコを生活に取り入れていきましょう。


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