コラム LOHAS(ロハス)なアイデアをお届けします

Vol.19 我が家をエコハウスにするヒント!!

太陽と家のイメージ

毎日の生活の中で“家”は大切な要素です。ゆっくりくつろげる場所であり日ごろの疲れを癒す場所。
その家が地球環境にもやさしいとしたらどうでしょう?
地球にもからだにも嬉しい家のカタチを探ってみましょう!

【エコハウスってどんな家?!】

エコハウスとはエネルギー・資源・廃棄物などの面で充分な配慮がなされ、また周辺の自然環境と親密に調和し、住む人が健康で快適に生活できるよう工夫された『住まい』のことです。

1.自然に負荷をかけない

自然環境に対して有害物質を発生せず、廃棄時にはなるべく自然に近い状態に戻る素材を使った家。
適正な森林管理をされた木材を使った家もエコハウスといえるでしょう。

2.人や動物の健康を害さない

シックハウス症候群などを引き起こすホルムアルデヒドなど人や動物に健康被害を引き起こすような有害物質を発生せず、欠陥のない安心して住むことのできる家。

3.自然エネルギーを積極的に利用する

省エネで極力電力を消費せず快適に住むことができ、太陽光や風、地中熱や雨水など自然エネルギーを有効利用できる家。

4.土地や地域に配慮する

人が住むのに適した土地に建てられ、それぞれの地域の気候風土や習慣、素材を生かし取り入れた家。

わたしたちにできること…

●エコハウスにするヒント!

太陽と共存しよう!

現在、太陽光発電システムの導入が活発になってきています。発電時に二酸化炭素を出さず、騒音もなく、排気ガスも排出しないクリーンなエネルギーです。また、導入時には国の補助金制度もあり、余った電気は電力会社が買い取ってくれるため、ますます身近になってきています。
日々のくらしの中ではカーテンやブラインドの開け閉めをこまめにして、太陽の光が上手く入ってくるよう工夫をすることもエコなくらしの知恵ですね。

風の流れをうまく使おう!

風を上手く利用することにより、心地よく過ごしやすい家になります。自然な風の通りを考慮して窓を配置したり開け閉めのコントロールをすることで快適に過ごすことができます。省エネにつながるアイテムとしてお勧めするのは、静かで自然な風を生みだすサーキュレーターです。夏でも冬でも対流と室温の偏りを解消して冷暖房効率をアップしてくれる優れものです。

植物の力を借りよう!

家の南側に落葉樹を植えると、夏は暑い日差しを遮り、冬には葉が落ちるので日の光を通す全自動式カーテンとなります。秋にビールを飲みながら楽しむために、カエデなど紅葉する樹木を選ぶのもいいですね。
また、お勧めしたいのは屋上植栽です。緑化をした家の天井温度は外気温よりも低くなり、夜には土中水分の冷却作用が働きます。冬は蓄熱効果で暖かいというのが特徴です。
緑豊かな環境の中で生活できれば、人の心も豊かになります!

環境にやさしいエコハウスにするためのポイントは自然に学び、共存することです。自然に決して逆らうことなく、利用することでエネルギー消費が少なく、また環境破壊が抑えられた家づくり・部屋づくりができるようになります。

自然と触れ合い、心も身体も自然にかえるような気持ちで環境と人にやさしい暮らしをしてみませんか?


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