LOHAS(ロハス)なアイデアをお届けします

Vol.5 環境においしいモノ!?

いま日本で出回っている食べ物のおよそ60%は輸入品です。
その多くが海のむこうからたくさんのCO2を出しながら運ばれてきます。
「CO2削減」というと節電や節水など「省エネ」が有名ですが、意識して国産の食べ物を選ぶということも自分が出すCO2を減らす手段の一つなのです。
遠距離の輸送には輸送経費や交通機関の燃料等、輸送に関わる多くの人のエネルギーがかかっています。
遠ければ遠いだけ多くのエネルギーを使い、CO2も多く排出することになります。
また、このように輸入された商品がお店に並ぶまでには何重にも包装され、それは大量のゴミとなります。
環境問題が深刻化する中、「リサイクル」の意識は高まっていますが、これはゴミが出るのを前提にした考えで、これからは、ゴミをつくらない・出さないことも同時に進めていかなければなりません。これを「プレサイクル」といいます。
「リサイクル」と違い「プレサイクル」は心がけと頭を使います。
何かを買うとき、これはどこで作られ、どこから来たかを見てみましょう。
ちょっとした心がけで環境においしいモノが見つかるかもしれません。

わたしたちにできること…

●環境においしいモノの見つけ方

スーパーで食材を選ぶとき、国産品を選ぼう!地域のものを選ぶとさらにいい!!

直売所に行ってみよう!無農薬・減農薬で生産者の顔が見えて安心。なにより新鮮!!

サラダガーデンをつくろう!プランターひとつから家庭菜園をはじめてみよう!!

地域で採れたものは過剰包装をしなくてもいいし、輸送時のエネルギーも軽減できます。
さらに自分で食べ物を作るとゴミもCO2ももっと削減できますよね。
そういったものを選ぶことで採れたて新鮮で旬なものが食べられます。
時期でないものは、ハウス栽培や農薬に石油などのエネルギーが使われ、輸送時だけでなく、作るときにもたくさんのCO2を出しているのです。

地域で採れた旬の作物や、有機無農薬の農産物は環境にいいばかりではありません。
それは身体にもいいし、なによりも“おいしいモノ”なのです。


バックナンバー

※「ハチドリな生活」は、ほぼ2ヶ月に1回の連載を予定しています。

ページのトップへ


  • ハチドリな生活 トップ
  • コラム
  • ひとしずくメモ
  • ユウベルグループトップ
  • 低炭素社会実現に向けた気候変動キャンペーン「Fun to Share」 みんなでシェアして、低炭素社会へ。
    ユウベルグループは、Fun to Shareに賛同しています。
  • エコユニット 環境保全活動に取り組んでいます
    ユウベルグループは、環境保全活動に取り組んでいます。