LOHAS(ロハス)なアイデアをお届けします

Vol.10 キッチンからはじまるエコライフ

【生活排水の内訳】円グラフ

キッチンと地球環境とは深いつながりがあるのをご存知ですか? 河川の汚れの大きな原因となっている生活排水。
その中で、キッチンから発生する汚水が全体の約4割を占めています。
たとえば、お皿に残ってしまったマヨネーズ大さじ1杯をそのまま流すと、魚がすめるくらいきれいな水にするためには、浴槽(300リットル)13杯もの水が必要となってしまいます。
まず水を大切に、そして水を汚さない取り組みをキッチンからはじめていきましょう。

わたしたちにできること…

●水を汚さないためには・・・
鍋やお皿の汚れを拭きとる

鍋やお皿の汚れはゴムべらや新聞紙、古布などで拭き取ってから洗いましょう。
水を汚さず、洗剤と水の節約になります。

油汚れの食器は重ねない

油で汚れた食器を重ねると、全体に油が広がって汚れが落ちにくくなります。
油のついた食器は重ねないようにしましょう。

洗いおけを使おう

使い終わった食器は洗いおけを利用して、水に浸しておきましょう。
また、少しの汚れは洗剤を使わなくても水やお湯で十分に落ちます。

米のとぎ汁を利用しよう

お米のとぎ汁には栄養がたっぷり含まれています。植物の水やりに活用しましょう。

その他にも、キッチンでできることはたくさんあります。
たとえば、生ゴミの処理。排水溝のゴミ受けや三角コーナーにためておくと、余計な水分を含んで量が増え、ゴミを燃やすときにより多くのエネルギーが必要になります。
新聞紙やチラシなどに水分を吸収させるなどして、水気をしっかり切ってから捨てましょう。生ゴミの水分が減ると、夏場の悪臭の防止にもなります。
また、食材を買いすぎたり料理を作り過ぎたりしてしまうと、それらも生ゴミになってしまいます。賞味期限切れや食べ残しなどのムダをなくすと、ゴミを減らせてさらに家計にもやさしいですね。
このように、キッチンでも環境のためにできることはたくさんあります。
また、自分や家族の健康を考えるのもキッチン。

環境と健康のことを考えて、賢いエコライフを送りましょう!!


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