コラム LOHAS(ロハス)なアイデアをお届けします

Vol.21 エコなお洒落、してみませんか!

風呂敷のイメージ

夏のご挨拶の季節到来です。お中元を持参する場合には、風呂敷で包んで行くのが正式なマナーです。けれども皆さんなかなか風呂敷を使い切れていないのではないでしょうか?今回はエコなアイテムとしてさまざまな使い方がある風呂敷についてご紹介しましょう。

風呂敷は『日本古来からのエコバッグ』として近年見直されてきています。最初から縫製されているエコバッグと違い、風呂敷はシンプルな1枚の布なので、形や大きさを選ばず、さまざまなものを包むことができるのが長所です。たたんでしまえばかさばらず、持ち運びにも便利。また、肌寒いときはストールの代わりに使ったり、お部屋のちょっとした目隠しにしたりと、さまざまな用途に応用がきくのも大きな魅力です。

伝統的な和柄はもちろん、最近ではオシャレな現代的なデザインの風呂敷も増えてきました。素材も多様化していて、かつての正絹や木綿だけでなく、化学繊維で扱いやすいものも数多くあります。ペットボトルをリサイクルした再生ポリエステル製の風呂敷もあり、まさに究極のエコグッズと言えますね!

贈答時には贈答品を相手に渡す時に風呂敷をほどいて、風呂敷はそのまま自分で持って帰るのが一般的な作法です。しかし最近は昔の礼儀作法に囚われず、ラッピング感覚で風呂敷で包んだままお渡しする方もいらっしゃるようです。

オシャレな風呂敷に包んで贈り物をしたら、喜んでくれる方も多いのではないでしょうか。

風呂敷のオシャレな使い方はたくさんあります。これをきっかけに風呂敷を使ったエコライフをはじめてみませんか!

わたしたちにできること…

●お気に入りの風呂敷で、お洒落エコ!!

簡単風呂敷バッグでショッピング!

バッグを作るには、90cm四方以上の大判の風呂敷がオススメです。

簡単風呂敷バッグの作り方1

1.ウラを上にして広げる

2.角をウラが見えないように細く折って、ひとつ結びにする。

簡単風呂敷バッグの作り方2
簡単風呂敷バッグの作り方3

3.残りの角も、それぞれひとつ結びにする。

4.隣り合った2つの角同士を真結びにして、残りの角も同じように結んで持ち手を作ってでき上がり。

簡単風呂敷バッグの作り方4
使い方いろいろ!

スーパーでお買い物の時も支払い時に先にレジのかごにセットしておき、最後に風呂敷の四隅をしばるだけで、レジ袋の代わりに使えます。なんでも包める特色を生かして夏の風物詩のまあるいスイカを包んだり、お祝いのお酒のビンを包んだりと使い方のバリエーションはたくさん!
風呂敷を使うことでちょっと粋な贈り物のでき上がりです。

包むことは、大事に思う事

風呂敷で「包む」という行為は、贈り物を手持ちでお届けする時、また戴き物をいただいて帰る時、それを包むことを通じて物や相手を大切に思う気持ちに繋がります。もともと「包」という漢字は、母親が胎児をお腹に宿している状態をイメージしており、包むという行為それ自体が包む物を大事にする気持ちの表れといえます。

人や物、地球への思いやりを大切にして、お洒落なエコを楽しみましょう!


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※「ハチドリな生活」は、ほぼ2ヶ月に1回の連載を予定しています。

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