コラム　LOHAS（ロハス）なアイデアをお届けします

Vol.29 スローフード〜フルーツで元気モリモリ！〜

朝夕が涼しくなり、すっかり秋らしくなってきましたね。秋と言えば…芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋などありますが、やっぱり食欲の秋ですよね♪この時期、広島でもりんごや梨狩りなど、自分で収穫し、食べることを楽しめる農園も数多くあります。実は地域で採れたものを地域内で食べることもエコ活動の1つなのです！
みなさん、「スローフード」という言葉を知っていますか？

【スローフードって何？】

簡単にいうと、自然な形を大切にした食のスタイルのことをスローフードと言います。
郷土食などの土地の味、小規模だけど優良な生産者から生まれる味、そしてその土地ならではの食材の味を育てることを大切にしています。
また、各地方で伝統的に栽培され、食べられてきた固有の品種や加工食品のうち、希少で消滅しようとしている「食」を守ろうとする運動のことでもあります。
最近では難しいとされていたりんごの有機栽培に成功し、スローフードの領域は広がっていくことが予想されます。また、野菜に比べて深いところから栄養をとる樹木は、野菜よりもミネラルが豊富なのです！さらに、「フルーツ」には体に良い効能がたくさんありますのでご紹介します★

りんごイメージ

≪りんごの効能≫

高血圧の方に！

りんごに含まれているカリウムは、体内の余分な塩分を排出する作用があるので、血圧を下げてくれます。毎日3個以上のりんごを食べている人は、血圧が低いというデータがあるそうです。

疲労回復に！

リンゴ酸やクエン酸など有機酸が疲労の原因となる乳酸を減少させ、新陳代謝を促し疲労を取り除いてくれます。

みかんイメージ

≪みかんの効能≫

風邪予防に！

ビタミンA、ビタミンP（ヘスペリジン：みかん由来のポリフェノール）はどちらも食物繊維の効果を高め、風邪に対して免疫力を高めます。ビタミンPは白いスジに多く含まれていますのでなるべくスジも食べるといいですね★
みかんには体を冷やす作用もあるので、風邪の場合、たくさん食べることは控えましょう。

旬の食材や地場の食材を使った料理を大切にすること。有機野菜や無添加にこだわった加工食品など、安全な食品を選ぶこと。そして、本来素材が持っている自然の味を大切に味わうこと。
これらは、消費者として私たちが今日からできる小さなスローフード活動です。

あなたも気軽にスローフードを毎日の食事に取り入れてみませんか？

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