コラム LOHAS(ロハス)なアイデアをお届けします

Vol.46 グリーンカーテンで涼夏ライフ☆

グリーンカーテンのイメージ

暑い日がまだまだ続きますね!
室内の暑さ対策もエアコンだと高くつくし、扇風機だと部屋全体が涼しくなるわけではないし…と悩んでいるあなた!
エコで電気代もかからず、涼しい風が入る『グリーンカーテン』という一石三鳥のものを御存知ですか?

グリーンカーテンって?

グリーンカーテンは植物を建物の外側に育てることで建物の温度上昇を防ぐ、省エネルギーの方法です☆
つる性の植物を窓の外側に育てて夏の日差しを遮ること、また植物が吸った水分を蒸発させて周りの熱を奪うので、その水蒸気を含んでいる風を室内に取り込めば電気代のかからない涼しい風を得ることができます!

実際の効果はどれくらい?

エアコンの消費電力で比べると、グリーンカーテンのある方が消費電力は少なくなっています。節電率で言うと、平均30%の節電効果があることが実証されました。
また、ある実験結果ではグリーンカーテンを設置して室内の温度の変化を計測したところ、設置前に比べ最大で3.8℃、平均で1.7℃室温が下がったという結果も出ています。
金額で表すと、1日に10時間使用して電気代が740円近く節約できると、1カ月で2万円以上節約できることになります!

その他のメリットって何があるの?

グリーンカーテンは植物でできたカーテンのため、CO2を吸収してくれることは勿論、植物が持つ独特の癒し効果や、日々成長していく様子で変化が楽しめ、子どもの教育にもいい効果が期待できることが考えられます。他にも、育てる植物をゴーヤやきゅうり等にすると収穫して食べる楽しみも生まれますよね!

どんな植物を育てればいいの?

つる植物の中でも特に生育が旺盛なのがヘチマです。上手く育てれば約3カ月で5m以上の高さまで到達することも可能で、葉が大きく折り重なるように生えるのでしっかりと影が作られます。日光を確実に遮りたいなら断然ヘチマがお勧めです!
ゴーヤの葉は切れ込みが深く明るいグリーンをしているので、日光をやわらかく遮ってくれる効果があります。また茎が細く、ヘチマに比べると室内を明るめに保つことができます☆
ゴーヤとヘチマの中間を求めるならキュウリがお勧めです。夏が旬のため暑さに強く、毎日のように収穫ができ、ゴーヤと違いたくさん食べても飽きがこないのが魅力です♪
花を楽しみたい方はアサガオやヨルガオ、クレマチス等もカーテンとして利用できます☆

朝顔、ゴーヤのイメージ

このように、グリーンカーテンは見てよし過ごしてよし食べてよしの三拍子が揃っているのです!

あなたもグリーンカーテンを始めてみませんか?


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